イベント・セミナー

初開催のAUGサミットは海を一望できる熱海温泉宿での開催となりました。

ゴルフダイジェスト・オンライン様事例発表：クラウド全面移行と高パフォーマンスシステム連携基盤の実現

まず初めにゴルフダイジェスト・オンライン様(以下GDO様)よりクラウド移行についてお話しいただきました。

GDO様では仮想基盤として利用していた製品のサポートが2017年秋に終了することをきっかけに、約300台のサーバーを９ヶ月間かけて全てクラウドにマイグレーションされました。

先般実施された一般向けのセミナー講演でお話をされているようにクラウド移行されたことでスライド（上図）記載の効果を得られプロジェクト自体は大成功でした。しかし、もちろん移行作業中にはトラブルもあったそうです。今回はクラウドマイグレーションの裏側の苦労談をかなり突っ込んでお話をいただきました。

例えばAWSとAzureの両方を採用した経緯や、利用したDB移行ツールでのデータ欠損による苦労談、調子の良くないインスタンスが割り当たった時の対策など参加者にとって有用な話ばかりでした。

参加者からは以下のようなアンケートコメントが寄せられました。

• AWSとAzureのリアルな話が聞けてよかったです。
• 当社もクラウド化に直面してます。
• 貴重なAWSの話が聞けました。
• AWS移行の際の話をもう少し聞きたかったです。

当日の資料はこちらでご覧いただけます。

 

アイデアソン：AUGに物申す。もっと〇〇しよう。

続いて、「AUGに物申す。もっと〇〇しよう。」アイデアソンを行いました。

まず初めに今回ご参集いただいたAUGコアメンバーの方々に、日頃AUGについて感じている課題をあげていただき、それを解決するためのアイデア出し、そして最後に参加者投票数順にアイデアの発表をいただきました。

AUGの課題：まず以下のような課題があがりました

• ユーザーごとの興味があることや困っていることが勉強会の前に把握しきれていない
• 発表の際、（来られている）ユーザーの属性がわからないため、話しづらかった
• 周りの企業の利用用途を色々知りたい
• 知りたいと思っていることに応えられている時とそうでない時がある
• 発言しにくい、意見を出しにくい、来ている人が受け身になりがち、よく来ている人はそうでもない？
• 新規の参加者、ユーザー同士の交流が一部に限られる
• 自主性ってどうしたら生まれるか？
• 参加しやすくなるには？
• 座学だと物足りない
• 大井町が遠い
• ネット上の情報「交流」の推進

続いて互いに課題やアイデアを共有します。

最後にアイデアシートにアイデアを記入いただき、全員で投票。投票数の多い順に以下のアイデアが発表されました。

第１位（7票/11票）

ユーザー会の前にASTERIAの利用年数、利用用途、部門、困りごとなどの参加者情報を共有いただきたい。

第２位（6票/11票）

クラウド上にユーザー情報、利用用途、フロー、その他情報を共有できる交流の場を作って欲しい。

第２位（6票/11票）

ユーザー同士がフローについてのコミュニケーションが取れるようクラウド上にASTERIAの共有環境を立ち上げて欲しい。

第２位（6票/11票）

バーチャルスクールの開講
ユーザーがリッチなコンテンツ（動画など）の配信ができる。
月に１、2回は事務局側で双方向セミナーを配信して欲しい。

第２位（6票/11票）

たまには雰囲気を変えて、カフェを貸し切ってスイーツを食べながらユーザー会を開催したい。

第６位（5票/11票）

発表者に事前質問できる仕組み

第６位（5票/11票）

Excelなど特定のコンポーネントに絞った情報交換会

第６位（5票/11票）

居酒屋で3-5名程度の小規模ユーザー会を実施したい

第６位（5票/11票）

使用方法やASTERIA歴ごとに参加者を募って少人数でのディスカッション、グループ発表

参加者からは下記のアンケートコメントをいただきました。

• 初めてアイデアソンをやったのですが、以外と楽しかったです。
• 面白かった!(自社でも活かせそう)
• たまには、こういうのも良いですね。
• 難しかったですが、ふだん使わない脳を使えました。
• アイデアソンは初体験だったのですが、中々難しかったです。

編集後記

ASTERIA WARPはミドルウェア製品のため、データ連携基盤、業務自動化、EDI連携、開発生産性向上などお客様ごとに利用用途がまちまちで、またスキルレベルによっても知りたいことが異なります。そのため、互いの利用用途やスキルレベルを事前共有したいという意見を今回もっとも多くいただきました。

これを受けて次回7/21のTips WGでは早速事前アンケートを行い、同じ利用用途、同じスキルレベルの方の相互交流を図りやすくすることといたしました。

その他にもいただいた課題の解決を1日でも早く行えるよう、引き続き皆様とご一緒に実現案を練ってまいりたいと思います。

参加者の皆様には、AUGサミットで積極的に意見を出していただき、またその後の懇親会、さらには深夜まで続いた二次会までお付き合いいただきました。大変ありがとうございました。この場を借りて改めて御礼いたします。