リアライズ×インフォテリア
資本参加記念イベント[東京]
このイベントは2月に発表された、株式会社リアライズへのインフォテリア株式会社の資本参画をきっかけとして、両社協業による新サービス発表にいたったことを記念して行われました。
イベントレポート
はじめに株式会社リアライズ 代表取締役社長 大西浩史が開会のご挨拶と併せて、情報活用の最適化とそのためのデータマネジメントが重要視されている近年のIT業界の現状についてお話をしました。
次に、「ビッグデータを制するITトレンド次の一手 ~ データマネジメントはエンタープライズITの次代を担うか?」と題してインフォテリア株式会社 執行役員 営業本部長 油野達也がSIビジネスにおける矛盾とデータマネジメントの必要性について語りました。
油野はクラウドサービスの検討が進む市場において、ユーザーは社内のデータ基盤の整備こそが重要であり、それこそが次世代のSI会社の仕事だと訴え、先進的なユーザ事例について紹介をしました。
新サービス「ASTERIA MDM One GT」発表
次のセッションでは、新サービス「ASTERIA MDM One GT」の発表が行われました。
最初に、インフォテリア株式会社 営業推進部 副部長 藤田大地がASTERIA MDM One製品シリーズのコンセプトと新サービス発表の背景についてお話しました。
ASTERIA MDM One GTはデータマネジメントへ取り組む企業の最初の一歩を後押しするためのサービスです。
インフォテリアのASTERIA MDM Oneシリーズ製品は名寄せのサービスを含め、マスターデータを仮想的に統合、連携するスイート製品として、様々な業種のお客様に採用されています。ただ、プロジェクトにおいて投資対効果の明確化は課題となることから、お客様における検討の短期化、促進の材料として新設されたものだと語りました。
続いて、具体的なサービス内容について、株式会社リアライズ 情報化アウトソーシング部 情報最適化コンサルティングチーム長 江藤忠臣がご説明しました。
前段の藤田の話にあった通り、やはりプロジェクト進行にあたり期待効果を定量的に判断が出来るという事は重視されます。ASTERIA MDM One GTがユーザーの現状分析からマスターデータ管理を行う事による効果の数値化を行い、課題と解決の方向性を示すことが出来ると語り、MDMによる具体的な期待効果と投資対効果の算出例についてご紹介しました。
最後に、株式会社リアライズ マーケティング・営業部 部長 松村直人が登壇し、リアライズの得意な提案分野は、「データ活用できるための状態にする」ためのサービスだと語りました。
業種や取組みテーマ毎にいくつかの事例をご紹介するとともに、意味整合が取れたデータ資産を作りこむこと、またデータマネジメントの重要性について訴えました。
両社はこのたびの資本参画、および両社協業による新サービスを皮切りに、データマネジメントにおけるそれぞれの強みを活かしながら、市場に向けた積極的なプロモーション活動、メッセージの発信を行っていく予定です。