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ASTERIA DAY 2006[東京]

3年間の沈黙を破りついにそのベールを脱いだASTERIAの次期バージョン『ASTERIA WARP』

2006年10月11日(水)、インフォテリアが3年間の沈黙を経て満を持して開催した「ASTERIA DAY 2006」が、大盛況のうちに無事幕を閉じました。当日は当初の予定来場者数を上回る360名の方にご来場いただき、活気に満ちたカンファレンスとなりました。まずはこの場を借りまして、ご来場いただいた皆様にお礼申しあげます。

さて”つなぐイノベーション ~ASTERIA進化論~”というテーマでお送りした「ASTERIA DAY 2006」。

本カンファレンスのメインイベントは、何と言っても新生ASTERIAの初のお披露目として用意した「イリュージョン~ いま企業情報システムに必要なもの~」というセッションです。

導入社数も300社を超え、EAIの市場ではついにNo.1の販売実績を獲得するに至ったASTERIAの新バージョンが提唱する「ESP(Enterprise Service Pipeline)」とは何か?ご来場いただけなかった皆様にもその概要はもちろん、会場の熱気や活気をお伝えすべくレポートをお届けします!

3つの会場が、中継スクリーンで1つに…

会場の様子予定来場数を大幅に上回ったため、急遽会場を増やして対応することになった「ASTERIA DAY 2006」は、大ホール、第2会場、第3会場を中継スクリーンで結んでの開催となりました。

オープニングは、激しいデジタル音と共に。

まず、代表取締役/CEOである平野が、ナビゲーターとなって、会場の皆様を新製品「ASTERIA WARP」の核心に導いてゆきます。そして、新製品が開発された理由を、会場に向かってこう語りかけます。

『インフォテリアは、従来のシステムやデータを“つなぐ”という概念を発展させ、この度、新しい概念「ESP(Enterprise Service Pipeline)」を提唱し、今回のイベントのテーマである「つなぐイノベーション」を企業システムに提案します。

「ESP」は、アプリケーション、プロセス、データなどを組織内だけでなく、組織をまたいでつないでいく仕組みです。また、Web上のサービスまでも視野に入れ、Web2.0時代の企業システムを構築します。そして「ESP」を実現するために生まれたのが、新製品「ASTERIA WARP」なのです。』

どよめきが会場を包んだ「ASTERIA イリュージョン」

この日のメインイベントは、何と言っても新生ASTERIAの初のお披露目として用意した「イリュージョン」というセッションです。ここでは、3つのシュチュエーションで分かりやすく「ASTERIA WARP」で変わる企業システムの例をご覧いただきました。

1つめのイリュージョンの様子まず1つめのイリュージョンでは、医療現場におけるデータ・システム連携を披露。医療データを「パイプライン」機能にて収集し、電子カルテの情報をサーバー上で管理するシステムがその場で簡単に作成されました。

この中では、京都大学付属病院の吉原教授にご協力をいただき、京都から会場(東京・品川)へ電子カルテ情報(電子データでやりとりするためのXML標準仕様「MML」データなど)が転送され「ASTERIA WARP」により誰にでも見やすいブラウザ表示へと変換されたのです。

電子カルテの情報、脳内が撮影されたMR画像が、瞬時に処理されスクリーンに表示されると、会場より驚きの声が沸きあがりました。

2つめのイリュージョンの様子また続く2つめのイリュージョンでは「ASTERIA WARP」の特徴的な機能であるWeb上のサービスとの連携を披露。来場者が携帯で入力したアンケート情報が「パイプライン」機能により集計され、来場者の目の前で瞬時にグラフィカルなレポートに出力されました。

そのレポートの1つとして、Googleマップへの「mashup(マッシュアップ)」が行われ、入力された来場者の所在地の分布図が生成されました。

最後3つめのイリュージョンでは、ビックサプライズとして会場にお越しの方の中から1名が壇上に登場。その場で「ASTERIA WARP」ユーザー第1号となって「ASTERIA WARP」の操作を行いました。

3つめのイリュージョンの様子この日初めて利用した方でも、非常に簡単にアンケート結果の誕生日のデータから、星座分布表の円グラフを表示する「パイプライン」機能を、あっという間に生成することができたのです。

こうして、1,2,3とテンポよく、「ASTERIA WARP」によるイリュージョンは終了。

「Simple」「Speedy」「Safety」にデータ・システム連携される模様が、次々と来場者の目前で実演されました。

現行の「ASTERIA」が、さらにパワーアップ!

「ASTERIA」の新バージョンについての説明次に、製品戦略担当の山崎より「ASTERIA」の新バージョンについての説明が行われました。

『新製品「ASTERIA WARP」は、新機能「パイプライン」に加え、現行の「フロー」についても、100以上の機能改善が行われました。また、機能を限定した「ASTERIA WARP Lite」を投入することで、これまで以上に幅広いシーンで「ASTERIA」をご利用いただくことが可能になりました!』と、山崎は力強く語りました。

このように、インフォテリアのシステム・データ連携の『つなぐ』が進化し続けることの証明としてあり続ける「ASTERIA」の最新版「ASTERIA WARP」の全貌が締めくくられたのです。

「ASTERIA」は、今後グローバルに展開します!

extenTECH社のCEO John McMahonからビデオで会場の皆様にご挨拶さらにサプライズは続きます。

何と、アメリカで「ASTERIA」が「Exteria」という名称で販売されることになったのです。海外販売を担当するextenTECH社のCEO John McMahonから、ビデオで会場の皆様にご挨拶がありました。

『この度、非常に優れた製品である「Exteria」を米国市場向けに、リリースできることとなり、非常に興奮しています。「Exteria」は必ずや、米国市場にマッチすることでしょう。』という、力強いメッセージが会場に響き渡りました。

抽選会も「ASTERIA WARP」…

抽選会の様子2つめのイリュージョンで行った携帯からのアンケートを元に、またも「ASTERIA WARP」を使って抽選会が行われました。入力いただいた受付番号から、デジタルスロットで当選番号を発表!

当選者の方には、ニンテンドー DS-Lite:ジェットブラック(2名様)、iPod nano:4GB Green(1名様)が贈呈されました。

本抽選会は、自由参加とさせていただいたにも関わらず、ご来場者の80%に及ぶ方々にご参加いただきました。なんと、当選者のうち2名がメイン会場ではない、第3会場にいらっしゃる方が選ばれ、急遽メイン会場に駆けつけていただく…という驚きの結果に、会場からは笑い声もおこり、和やかなムードに包まれました。